かってな妄想・・・

けいおん! 9話
  
 新入部員がやってくる話。

アニメ けいおん!の世界では、軽音部は理想郷だ。何せ、毎日高級ティーセットで紅茶を飲んで、お菓子を食って、ケーキを食べて、うだうだとだべって、音楽室を使い放題である。どっかにこんな軽音部ありませんかね。あるわけないよね。あったら教えて・・・・・・
そんな軽音部に新入部員がやってくる。あずにゃん、  はバンド演奏、自分のギターテクの向上目的で入部しようとしてきた人だ。
 
 あずにゃん、は、リアル なんです。 現実の象徴・・・

 架空の世界、軽音部に、リアル が、入ってきたわけ。

 漫画にしろ、アニメにしろ、映画でも、ほとんどは架空の舞台というか設定であることが多い。フィクションだっていうこと。そうでないとドキュメンタリー 実録映画になってしまう。架空のお話なんですよ。全部!。
 アニメ けいおん!も、架空のお話。どっかの高校に、紬ちゃんとか、唯 とかいて、バンドをやってるなんてことはありません。作者の妄想というか想像でしかないわけです。
 そんな、架空の理想郷に、リアル が入ってくる。現実 リアルを入れて、物語を進行しようと、作者は考えたんだと思うわけです。
理想郷の世界 それに対する リアル 現実

これはもう、衝突するしかありません。


「こんなんじゃだぁめですうーーーー」

 あずにゃんは、反発します。そりゃそうです。こんな部活リアルであったら、ほんと、見てみたいです。さわちゃん まで一緒に、お茶してるんですから。
 漫画などで、こんな風に、架空の世界にリアルなキャラクターが入ってくることが、過去の作品にもあります。たいていは、元の世界と、上手く融合できずに、一人だけ浮いたキャラになったりします。
 あずにゃん は、理想郷の世界と上手く融合できるのか。
それとも、リアル が、理想郷を、壊してゆくのか。
あるいは、理想郷 幻影に取り込まれていってしまうのか。

 9話では、あずにゃん は、一応の納得をして、彼女たち4人とバンド演奏をすることを選びました。理想郷の輪の中に居たいといいました。
 でも、ほんとに、お茶したりケーキを食べたりすることが必要なんだろうか、とも思っています。
果たして、どう 落としどころをつけるんでしょうか。これから・・・・・