「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」18話


バトーさんが相手に隙を一瞬だけみせたとき
 
 18話は、完全に本筋と独立した話。バトーと草薙が、各国の警察官?とともに、テロリストを追う話。
 1話完結なので、前半状況説明に終止することになるのは仕方がないところ。
 車椅子の少女が、自分に気づいているのではないかと、気になる光学迷彩状態でのバトー。
 バトーのことが見えるのか、はたまた勘がいいだけなのか。伏線だと気がつかせておいて、かつこうきたとは・・

 CGによる雪の描写が秀逸。風がかわると、雪が斜めに降ってます。でもやっぱりCGとの合成だってわかるんだよなぁ。車とかが動くシーンなんかでも、アニメの絵と、違和感が感じられる。難しいとは思うんだけどね。
 この車椅子の少女が、ターゲットの娘である可能性に気づき、持ち場を離れるバトー。
 そして、父親との再会の場所である教会で・・・・
 
 この場所が、教会であることが、わざとらしいい設定で、わかってはいるのだけれど、いい演出。罪と愛と、審判・・・・
 ターゲットを拘束するバトー。しかしテロリストは、バトーに懇願する。あの子をしっているのなら、あのプレゼントを渡してやってくれないか。あれは、初めてあの子が欲しいといったものだと。
 一瞬躊躇するバトー。 その隙に不意打ちを食らわせるテロリスト・・・
 
 このプレゼント、車椅子の少女がほしいといったものが何なのか最後まであかされず。
これは見た人がいろいろ想像しろってことなんですかね。
 
 ラストシーンでのバトーのせりふがすごいです。うおぅ、そうくるとは思ってなかった。カメラが上にパンして、ステンドグラスの天使?女神?を写し、次のカットは、上から俯瞰のカットで、神的視点を表して、なをかつ、カメラを引いてます。計算された演出。
 
 ラストシーンは、ここでは語りません。