ワイヤレスマイクロフォンとか

  
 iPod miniを、車に持ち込んで、カーステレオで聴いている方がたくさんいるみたい。
本体にFMトランスミッター なるものを繋いでやると、FMラジオから聞くことができますね。
 TVとか、あと、舞台なんかで使われているのは、ワイヤレスマイクロフォンとか、ワイヤレストランスミッターと呼ばれるもの。コードが付いてないハンドマイクや、腰に黒い機械をつけて、胸元にピンマイクを付けていたりするのを見たことがあるはずです。
 どちらも電波で、音声を飛ばすことに変わりはないはずなのに、FMトランスミッターは、3000円くらいから買えますね。ワイヤレスマイクロフォンの方は、いろいろ種類があるけれど、SONYとか、audio-techincaなんかだと、1CHで、30万円とか、50万円とかしたりします。
 何でこんなに値段が違うのか? というお話。
 ワイヤレスマイクロフォンは、送信部と、受信部とがあって、別々になってますけどそれにしたって高いですね。業務用と民生用の違いがあるにせよ。やってること自体にはたしして変わらないように感じますね。
 FMトランスミッターは、その名のとおり、FM周波数帯に電波を送信します。だいたい、80MHzくらいです。ワイヤレスマイクロフォンのほうは、もちろん種類によって違いますけれど、最近のものは800MHz帯のものが多いようです。
 なんで、周波数が違うかっていうと、性能云々より、ノイズ対策っていうことらしいです。80MHz帯だと、いろんなのノイズが乗りやすいそうです。たとえば、FAXとか、そのほかのOA機器なんかのノイズがもろにはいってくるそうです。
 というわけで、業務用として失敗が許されないワイヤレスマイクロフォンのほうは、800MHzという高い周波数で電波を飛ばしてます。
 この周波数を高く取るっていうのは、とても高い部品というか、回路が必要なんだそうです。送信機器、受信機器ともにだそうです。
 メーカーの方に聞いたことなので、、、まちがいないと思います。
 
 ということで、業務用のワイヤレスマイクロフォンというものが、何気に高い機械だったりするわけです。
 歌番組なんかで、ワイヤレスマイクロフォンを、たくさん使っているのをみますけど、周波数の割り当てとか、けっこうたいへんみたいです。それに10chもつかってたりしたら、どれくらいの値段か、考えると・・・